人が紡
ぎ上げた
欠片達
を
窓の外
から眺
め続け
た
ドアを作
る事も出
来なかっ
た
それは
幼い僕
のプライ
ド
『隠
し事を
してまし
た
傷
つくのが
いやでし
た』
やっと築いた
僕だけ
のお城
は
余
りに
空虚で
満ちていまし
た
ある日現れたあなたは僕
が望む全てを持ってた
僕が積み上げた
レンガを
容易く
飛び越え
触って
気付いた
「悲しいくらいつめたいね ずっと寂しかったんだね」
怯えて
離れて
飾って
測って
焦って
乱れて
貶して
逃げ出した
人が紡
ぎ上げた
欠片たち
が
折り
重な
るのを
羨んでい
た
孤独に
作り上げ
た僕の
城
ドア
を閉ざ
した僕
のプライ
ド
『隠
し事を
してまし
た
失
うのが
嫌でし
た』
やっと現
れたお
城の住
人
初
めての
愛に
戸惑いまし
た
「同情なんかはよしてよ お
前にわかってたまるかよ」
握って
齧(かじ)って
零して
暴れて
それでも
あなたは
ひろって
掴んでた
行き交う
群衆の
愛を見つ
め
一
番大
切を避
け続け
た
孤独に慣
れ親し
んだこの身
が
日だ
まりで
溶けるの
を許さな
い
『隠
しごとを
してまし
た
それ
が愛と
知っていまし
た』
そっと消えて
いった
城の住
人
恐れた
感情が
込み上げまし
た
『隠
しごとを
してまし
た
永遠
の愛を
望みまし
た』
与えられ
たのは
永遠だ
け
初めて
人のた
め吼(ほ)えまし
た
「扉を
開いて
縋(すが)って
って
笑って
紡いで
愛せばよかったなぁ…」
与えられ
た温も
りの影
が
僕
の孤
の城
を許さな
い
自
分で枷(か
せ)をはめ
たこの身
体
永遠
に僕
の終わり
を許さな
い
行き交う群
衆に
愛を蒔い
て
永遠
に
涙を紡
ぎ続け
て
またあなた
に会える
その日ま
で
何千年
先も待
ち続け
る

