心の声をそのままあなたに
届けられたなら
言葉も口も元気な芝居も
意味なかったね
あさぎに染まる夜長に蛍を
見てみたいと言ってた
生ま
れ
変われたら
今より
素直になって
明日
同じように
恋をし
て お
願いあな
たを
迎えに来て
迎えに来て
くれ
「またいつか。」あ
なたはそう
言うから
蛍が見たかっ
た
あなたにすればなんてこともない
出来の
悪い子だよね
灯りのついた蛍は十五夜
生きてはいられないから
生ま
れ
変われたら
今より
眩しくなって
わたし
同じように
手をとっ
て
走るよ世
界は
止まっている止
まっている
のに
そりゃそうかわ
たしは今
誰よりも
蛍に近づいて
いる
今な
ら
心の
水
底を見
せられるけ
ど
あなた
は何
も知らないで
ただ
笑ってて欲
しい
笑ってて欲しい
この背中の暖かさを
心に
燈せる
としたら
消さない
で こ
がねのリボ
ンで
隠していたい
隠して
いた
いんだよ
わたしだけ、わ
たしだけが
知っている
蛍はここにい
た
昨日の夜を大人になるまで
心に仕舞っておくよ
聞かれた
ならば
こう答えるね
蛍はい
なかっ
た

