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40歳くらいで死にたい。 青谷作詞 : 青谷/作曲 : 青谷
ずっと何かを気にして生きてきました。
ずっと恥を忍んで生きてきました。
「えっ、違うの?」という言葉に一番苦しめられました。
分かってほしいと願い、それでいて「分かる」と言われれば、
分かるわけがないと思い、もう心は一生分働きました。
察し、察せられ。そんなやり取りに疲れてしまっただけなのです。
ただそれ以上のことは考えられなく、ただもうやめたいのです。
言えば何かが必ず伝わるらしいのです。
勇気を出して言ったことが、
皆さんにとっては心底どうでもいいことだったりするのです。
結局何も変わらなかったりするので、また恥が増えるのでした。
頭を空っぽにして、人のように動き続けることができていました。
きっとこのままいけば、動く死人のように生き続けることはできるのでしょう。
一番良いはずの今が死人なら、更に劣化する未来に期待するものが何もないのです。
愛し、愛され。あったことは知っていても心動かず、
休めばまた思い出せると知りつつも、半端は許されないのです。
それならばもう、やめさせてほしいのです。
何度も引きとめていただくのにも疲れて、終始黙っていました。
何もしないこと以外、生を消費する術が分からなくなり、
やめることを決意したのでした。
簡単に「死にたい」だの「もう無理」だのと言う奴が嫌いでした。
それが今は軽々しく文字に起こせてしまうことに、申し訳なさが募るのでした。
君だけが「いいよ」と言い、たったそれだけで救われる話でした。
終わりの見えない一筋の道より、終わりの見える迷路の方が楽なのです。
せめてそれまでは頑張って生きてみようと思えるのでした。
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