どこにでもあるような ちっぽけなこの夜
見慣れたソファに猫は丸まって
エアコンの風
うなる冷蔵庫
ドラマを見てる
彼女
あの頃描いた未来が今なら
あの日のボクは今なんて言うのだろう
「うまくやったな」かな
「それでいいの?」かな
どう答えるべ
きか
先週彼女
に言われた
不意の一
言
「ねぇ、なんで私たち
一緒にいるんだっ
け?」
小さな
夜 数え切れないほ
ど
思い出せないほど 重ねてき
た
小さな
夜 劇的じゃないけれ
ど 風は緩いけど
それも
“悪くない”の
に
どこにでもあるような
ちっぽけなこの夜
自分の部屋に行き パソコンを開く
どうでもいいような
ホントどうでもいいような
ニュースに疲れ
て
アメリカに住むとか
英語を覚えるとか
いつかそのうちに想像してばかり
なんで私たち
一緒にいるんだっけ?
そればかりグル
グル
繋がってる誰か
を
見つけたハズなの
に
そしてそれは今夜も
疑いのないこと
なのに
小さな
夜 数え切れないほ
ど
思い出せないほど 重ねてき
た
小さな
夜 劇的じゃないけれ
ど 最高じゃないけど
それが
“悪くない”の
に
小さな
夜 数え切れないほ
ど
抱えきれないほど 積み重ね
た
小さな
夜 劇的じゃないけれ
ど キミのとなりなら
それも
“悪くない”
よ
それが
“悪くない”んだ
よ

