ラブソング
は 届か
ないまま
で
歌えば声が枯
れるだけと
わかっている
けれど
君を乗せ
て 走る
夜行列
車に
僕の自転車
よ 追いつ
け
君の髪
の毛は い
つでも い
い匂い
がして
僕のパーカー
はいつで
も
生乾き
だ
夜が明ける前に
朝が
迎え
にく
る前
に
追いつけないよ
な
ラブソング
は 届か
ないまま
で
歌えば声が枯
れるだけと
わかっている
けれど
君を乗せ
て 走る
夜行列
車に
僕の自転車
よ 追いつ
け
君のいない星に 君へ
のラブソングを
君のいない夜には 君
の好きな
小説を
君のいないワンルームで
君の事を思い出して
君の歌をうたうよ
君の歌を
うたっている
よ
ラブソング
は 届か
ないまま
で
君のいない
星はまわ
る
