風が通る 私とお
前
花も騒めく正午の
雨
お前は微笑む
白妙の雲
風が通る 私を焼
いて
波も色付く夕陽の
影
私もお前のよ
うに夏風
向かい風
に
乱
高下
さようなら夏
を
待つ日々よ
土用波懐
か
しくて
また夢を
見る、夢
を
見るの
で
しょう
待ちくたびれ、私は
海へ
今は照るべき月も
隠れ
お前だ
け光る
白妙
の袖
夏が通る 私を抱
いて
風は騒めく、今日を
忘れ
私とお前だけ
連れて行け
向かい風に
乱
高下
さようなら白
南
風の日々よ
遠い雲を待
ち
侘びて
また上を
見る、上
を
見るの
でしょう
風が通る
私とお前
花も騒めく
歓喜の雨
濡れて払う
白妙の袖
時間も天気も
忘れ
夏が通る
二人を恐れ
今は恐怖も
雨も忘れ
私とお前だけ
ただの風
向かい風に
乱
高下
お前だけ夏
に
ただ光れ
惑うままに急
か
されて
また上を
見るので
しょう
向かい風に
乱
高下
さようなら夏
を
待つ日々よ
土用波懐
か
しくて
また夢を
見るので
しょう
向かい風に
乱
高下
さようなら

