あの風 あの
風
懐かしいとお前が
言った
懐かしい
私の
心が透けてし
まった
山影 晴れ
晴れ
風が立った 嵐の
ように
お前が
歌うとは知らなか
った
忘れたい 忘れ
たい
忘れようと私が
言った
忘れた
お前が日差しとは知らな
かった
波風 晴れ
晴れ
海がたった一つの
ように
私も
一人とは知らなか
った
寂しいと
歌えば
春よ
風を吹く、お
れはひと
りの修羅
なのだ
大きな
口を開
けろ
寂し
いとう
めく修羅
あなたの
心は冷
たいと誰かが
言った
まぁ!
心
が冷えるとは知らなかった
夕焼け 晴れ
晴れ
風が立った 木立の
ように
お前も
一人とは知らなか
った
寂しいと
私の
胸よ
裂けろ
今、お
れはひと
りの修羅
なのだ
大きな
口を開
けろ
風を
受け、
走る修羅
寂しいと
歌えば
春よ
風を吹く、お
れはひとりの
修羅
なのだ
大きな
口を開
けろ
風を
吹くお
れと修羅
心が
心が波
打つとお前が
言った
あぁ、
心が
海だとは知らな
かった
山影 晴れ
晴れ
風が立った 嵐の
ように
お前が
笑うとは知らなか
った

