鉛のよ
うな頭
を重力に
任せて
しおれた
花のように
座っていた
嫌な顔せ
ず僕を抱き
寄せた
あなたの動悸がわ
ずかに
反響し
た
まだこの音を聴いていたい
そう思え
た
もういいよ、いいんだ
よ
そっと手を離すか
ら
もういい
よ、いいんだ
よ
そっと手を離して
ね
あなたの
優しさに
心底生かされていたこ
と
ずっと
忘れ
ないから
街
頭に
照らされ
た
影が
重なる
余計な駆け
引きはま
るでない
時に僕を許
してくれた
近すぎるほどに
だからもういい
よ、いいんだ
よ
そっと手を離すか
ら
もういい
よ、いいんだ
よ
そっと手を離して
ね
あなたの
優しさに
心底生かされていたこ
と
ずっと
忘れ
ないから
決して傷付きはしないっ
て
そんな強がりな孤
独が
垣間見えた時
そっと
髪をすいてあ
げた
その雫すら愛おし
いこと
僕は初めて知
ったから
苦しいよ
拝啓あなたへ
もういい
よ、いいんだ
よ
そっと手を離すか
ら
もういい
よ、いいんだ
よ
そっと手を離して
ね
あなたの
優しさに
心底生かされていたこ
と
ずっと
忘れ
ないから
もういいよ、いいんだ
よ
そっと手を離した
ら
最後
に一
際
不器用な顔で笑って
ね
