大地を駆け抜
ける
風に
黄金の穂
波がう
ねる
幾千も費
やした
人々の
祈り
を
確かめてい
る
遥かなる時を超えて
く思い
が
降り止まぬ雨に耐えう
る強さ
が
やがて愛するも
ののすべ
てに
注がれていけば
いい
ちぎれてはぐれ
てく
雲が
鏡の水面
を横
切る
自らを
疑わず 羽
ばたく
旅鳥
は
最果ての地
へ
もし今私が風に
なれたな
ら
険しい山の頂
を越えた
ら
やがて愛する
人のも
とに
何を届けるので
しょう
それは愛する
人のそば
で
寄り添って
いるので
しょう
ah...
流れ落ちる
涙の果て
に
寝静まる冬枯れの季節に
見放された荒野の先
に
人は何を見つめる
のだ
ろう
どこかで続く
悲し
みが
落日を赤
く染め
てく
震える命
がただ
望むの
は
安らかな
母の
胸
知らぬ間に夜の闇が
包んで
も
たとえ言葉を失っ
たとして
も
あなたが見える
ただひと
つの
光であればい
い
あなたが触れる
ただひと
つの
安らぎであればい
い
やがてあなたの
心の中
に
注がれていけばい
い
ah...
