「ずっと好きだった。」
それだ
けでも
昨日の俺に言え
てたなら
4.5年前から上辺をなぞる関
係だった
他に誰かがいるなんて
考えもしてな
かった
会いたい時に会えたし連絡も
まめにしてた
0.02mmの感
覚を残して
置かれたグラスが汗をかいて机
を濡らした
君は黙ったままなにも言
わないま
ま
その間を埋めた君の中の情を
払うように
「だからもうここには来ない。」と
君が言う
本当馬鹿みたいだ
な
今でも思い出すのは
君が指輪を外していたことと
最後の温もりだけ
「ずっと好きだった。」
それだ
けでも
昨日の俺に言え
てたなら
今もこの先も
隣
にいて
俺が買った指輪をはめて
くれたか
な
もうど
うにでもなれと思った
一晩中君を抱いていた
互いまみれに
なりなが
ら
嫉妬に狂った
今までのどの行為より
君の形がよくわかるような気
がした
そんな気がしてた
翌朝君は部
屋を出て
いった
抜け殻一つさえ
残さず
に
鳴らされた通知が
誰から
かわかって
た
去り際に見えた君の手に指輪が光る
「ずっと好
きだった。」
それだけが
もう
今更行き場を
失った
今もこの先も
君の
こと
ばかり
後悔したってし
きれないな
「ずっと好きだった。」
それだ
けでも
昨日の俺に言え
てたなら
今もこの先も
隣
に居て
俺が買った指輪をはめて
くれたかな
それとも全ては遅す
ぎた
のかな
