僕が死のう
と思っ
たのは
靴紐が
解けたか
ら
結びなおすの
は苦
手なんだ
よ
人との繋がりも
また然
り
僕が死のう
と思っ
たのは
少年が僕を見
つめていたか
ら
ベッドの上
で土下
座してる
よ
あの日の僕にご
めんなさい
と
パソコンの
薄明かり 上
階の部屋の生活音
インターフォンの
チャイムの音 耳を
塞ぐ鳥かごの少年
見えない敵と
戦ってる 六
畳一間のドンキホー
テ
ゴールはどうせ醜いもの
さ
僕が死のう
と思っ
たのは
冷たい人と言
われたか
ら
愛されたい
と泣い
ているの
は
人の温もりを知って
しまったか
ら
僕が死のう
と思っ
たのは
あなたが綺麗
に笑うか
ら
死ぬことばか
り考え
てしまうのは
きっと生きる事に真
面目すぎるから
僕
が死のう
と思っ
たのは
まだあなたに出会って
なかったか
ら
あなたのよう
な人
が生まれ
た
世界を少し好
きになった
よ
あなたのよう
な人
が生きて
る 世
界に少し期
待する
よ
