新時代、天性の歌声と共に現れた新星、「にしな」

2020年10月7日に初作品『ランデブー』をリリースしてわずか3年半ほどで
急速にギターヒロインとしての階段を登り続け
代表曲となったヘビースモークなど、数々の楽曲をリリース

アコースティックギターの音色が鮮やかな新曲
『It's a piece of cake』

にしなのギターとの出会いから新曲制作秘話まで
U-FRET premium interview

にしな officialコード譜面

弾けない部分があっても「It's a piece of cake」ぐらいの気持ちで

- 「It's a piece of cake」リリースおめでとうございます。U-FRET初登場ということで ギターとの出会いなどからお聞かせください

にしな：ギターとの出会い自体は古くて小学校の時にTVでギターを弾きながら歌っているアーティストを見たのがきっかけです。
その当時アコースティックな響きのものが多くて、
ピアノよりアコースティックギターに惹かれていきました。
その時に親にギターをねだったんですけど反対されてしまって...

- 僕も同じなので気持ちわかります（笑）
なぜかギターって親御さんには反対されがちですよね

にしな：そうなんですよね（笑）中学も高校も軽音部がなかったので楽器をするっていうタイミングがなくて。
でも音楽をやりたい気持ちっていうのはずっとあって、
高校生の時に自分でお金をためてやっと手に入れられて。
そこからはそれこそU-FRETを見て練習して、これ弾けてんのかな〜？とか思いながらも
『音楽をやりたい』という気持ちでひたすらギターを弾いて歌っていました。

- 最初は苦戦することもありましたか？

にしな：最初は初心者の定番曲みたいに出ているスピッツさんの『チェリー』をやったんですけど...

- 実はあの曲って結構難易度高いですよね？

にしな：難しかった〜（笑）最初から難しくてFコードも出てくるし、
でもあまり深くは考えてなかったですね。
いろんな曲を弾いて覚えて、自分の曲も作ってみたり。弾けない部分があっても楽勝ぐらいの気持ちでいました（笑）

ギターは打楽器だと思っていて

- ギターを弾く上で意識していることがあれば教えていただきたいです

にしな：本当に個人的にですけどギターは打楽器だと思っていて（笑）
ノリと勢いで難しく考えずに曲のリズムを表現できればいいんじゃないかなと思っています。
「It's a piece of cake」もギターを鳴らしながら歌って作っていった曲で、
なるべくシンプルに原曲を作ることが多いので特にリズムは重要ですね。

- ちなみにその時のストロークは？

にしな：もう本当にあんまり弾いてなかったですね（笑）
ジャーッジャみたいなAとかは音を止めるような感じで演奏していたと思います。

弾き語りのストローク

- ストローク等もあまりカチッと決める感じじゃない方が作曲の自由度は高いですかね？

にしな：曲の中に自然に出てきたリズムを演奏するという感覚が一番近いと思います。
あとはもう本当にジャララーンって1回弾くだけにしたりとか
止まったり止まらなかったりサビ前は盛り上げていったり弾き語りで曲として成立するようには考えてます。

- コードの響きもいわゆる定番のコードとは違うと思うのですが、
にしなさん流の押さえ方を教えていただきたいです

にしな：イギリス型、アメリカ型っていう名前で教わったコードがあって こう言う形で（笑）（写真参照）

- ひょっとしてこれですか？（指の形を作る）（笑）

にしな：あっそれですそれです（笑）capoを2Fにつけて
1弦が開放弦でずっと鳴らし続けるような押さえ方で響きがすごい気に入っています。

- なるほど独特な表現ですけどイギリス型、アメリカ型ってイメージしやすいかもですね

にしな流コードフォーム

聞く人がそれぞれの物語を描いてくれたら嬉しい

- にしな さんの楽曲は絵が浮かぶ、映画を見ているような気持ちになることが多いのですが
新曲「It's a piece of cake」に込めた想いなどあれば聞きたいです

にしな：ありがとうございます。そういう風に、聴く人が
それぞれの物語を描いてくれたらと思っているので素直に嬉しいです。
「It's a piece of cake」は…終電を逃して友達と遊んでた時にできた曲です（笑）

- 冒頭のサビから、泣けないあいつも、控えめな彼女も、天邪鬼な僕も、
と心に残るというか言葉を選ばずに言うと『なんだ？』となるワードで気になっていたんですが
実話なんですね（笑）

にしな：はい（笑）本当にその3行が最初にできた歌詞で
その時に公園で飲んでいたメンバーそれぞれのことですね。
自分の悩みしか自分にはわからないけど、それぞれ誰しも何かしら悩んでるので
お互い頑張ろう、という想いがテーマになっています。
そこでできた曲のイメージをギターを鳴らしながら弾き語りで形にして行きました。

今見ていただいている皆さんも『同志』だと思っています

- この楽曲を弾き語りする上でU-FRETユーザーへのアドバイス等あればお願いします

にしな：私もU-FRETを見て音楽が好きでカバーしてきたことが本当に今に繋がってきているので、今見ていただいている皆さんも『同志』だと思っています。
「It's a piece of cake」の言葉通りに、楽勝・大したことないって気持ちで
できない部分やつまずく部分があっても気にせずに楽しく演奏してくれたら嬉しいです。

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2024年2月12日（月・祝） at 北海道・札幌 Zepp Sapporo
2024年2月19日（月） at 大阪・梅田 CLUB QUATTRO
2024年2月23日（金・祝） at 福岡・Zepp Fukuoka
2024年3月4日（月） at 東京・恵比寿 LIQUIDROOM
2024年3月15日（金） at 愛知 Zepp Nagoya
2024年3月24日（日） at 広島 CLUB QUATTRO
2024年3月30日（土） at 大阪 NHKホール大阪
2024年4月6日（土） at 宮城・仙台 Rensa
2024年4月13日（土） at 新潟 LOTS
2024年4月20日（土） at 香川・高松 オリーブホール
2024年4月28日（日） at 東京・NHKホール